パソコンやゲーム機のデータ保存に欠かせない外付けストレージ。特に外付けHDD(ハードディスクドライブ)と外付けSSD(ソリッドステートドライブ)は人気の選択肢ですが、それぞれに特徴があり、用途によって向き不向きがあります。この記事では、価格、速度、耐久性、容量などの観点から両者を比較し、Amazonや楽天で購入できるおすすめ商品も紹介します。
外付けHDDとSSDの基本的な違い
外付けHDDは、磁気ディスクにデータを記録する方式で、容量単価が安く大容量を手頃な価格で手に入れやすいのが特徴です。一方、外付けSSDはフラッシュメモリを使い、読み書き速度が非常に速く、衝撃に強いというメリットがありますが、価格はHDDより高めです。
| 項目 | 外付けHDD | 外付けSSD |
|---|---|---|
| 価格(1TBあたり) | 約6,000〜8,000円 | 約15,000〜25,000円 |
| 転送速度 | 100〜150MB/s程度 | 500MB/s〜数GB/s |
| 耐衝撃性 | 低め(衝撃に弱い) | 高い(衝撃に強い) |
| 容量 | 最大数TB〜数十TB | 最大数TB程度 |
| 重量・サイズ | 重く大きめ | 軽量でコンパクト |
外付けHDDのメリットとおすすめ用途
外付けHDDは大容量を低価格で確保できるため、写真や動画の長期保存、バックアップ用途に適しています。特に4TB以上の大容量モデルが多く、コストパフォーマンスに優れています。録画データの保存や、容量を気にせず大量のデータを保管したい方におすすめです。
BUFFALO ポータブルHDD スタンダードモデル 4TB HD-PCF4.0U3-BBA
容量4TBで価格も手頃。USB 3.0対応でパソコンとの接続もスムーズ。大容量のデータ保存に最適で、耐久性も十分です。REGZAなどのテレビ録画用としても相性が良いモデルです。
Seagate Backup Plus Portable 5TB
大容量5TBを備え、USB 3.0接続で安定した転送速度を実現。シンプルなデザインで持ち運びもしやすく、コストを抑えつつ大量のデータを保存したいユーザーに人気です。
外付けSSDのメリットとおすすめ用途
外付けSSDは高速な読み書き速度と耐衝撃性が大きな魅力です。動画編集やゲームデータの保存、頻繁にデータを読み書きする作業に最適です。軽量でコンパクトなため、ノートパソコンと一緒に持ち運ぶのにも便利です。USB 3.2 Gen2やThunderbolt対応モデルなら、さらに高速転送が可能です。
Samsung ポータブルSSD T7 Shield 2TB MU-PE2T0S-IT/EC
USB3.2 Gen2対応で最大読み込み速度約1050MB/s、書き込み速度約1000MB/sを実現。耐衝撃性能も備え、外出先での使用に適した堅牢な設計が特徴です。大容量かつ高速な転送を求めるユーザーにおすすめです。
SanDisk Extreme Portable SSD 1TB SDSSDE61-1T00-G25
最大読み込み速度1050MB/s、書き込み速度1000MB/sの高速性能を持ち、軽量で持ち運びやすいデザイン。防塵・防滴性能も備え、アウトドアや外出先での使用にも安心です。
Transcend ESD350C ポータブルSSD 1TB
USB 3.2 Gen2対応で読み書き速度が1000MB/sを超え、耐衝撃性と放熱性能に優れたモデル。価格も比較的手頃で、コストと性能のバランスが良い製品です。
外付けHDDとSSDの選び方ポイント
- 用途に合わせた容量と速度のバランス:動画編集やゲーム保存など高速処理が必要ならSSD、大容量のデータ保存ならHDDが向いています。
- 接続インターフェース:USB 3.0以上はHDDの最低条件。SSDはUSB 3.2 Gen2やThunderbolt対応モデルを選ぶと高速転送が活かせます。
- 耐久性と携帯性:持ち運びや衝撃に強いSSDは外出先での使用に適しています。HDDは衝撃に弱いため、据え置きでの使用が望ましいです。
- 価格:同容量ならHDDの方が安価。予算に応じて選択しましょう。
価格帯別おすすめモデル比較
| 価格帯 | おすすめ外付けHDD | おすすめ外付けSSD |
|---|---|---|
| 1万円以下 | BUFFALO ポータブルHDD 2TB | SanDisk SSD 500GBクラス |
| 1〜2万円 | Seagate Backup Plus 4TB | Samsung T7 Shield 1TB |
| 2万円以上 | Western Digital 8TB HDD | SanDisk Extreme Portable 2TB |
まとめ
外付けHDDとSSDはそれぞれ価格、速度、耐久性、容量に特徴があり、用途に応じて選ぶのが最適です。大容量を安く保存したい場合は外付けHDD、高速なデータ転送や持ち運びの利便性を重視するなら外付けSSDがおすすめです。近年はSSDの価格も下がり、手頃な価格で高速ストレージが手に入るため、用途に合わせて賢く選びましょう。
外付けHDDとSSDを比較:速度・容量・用途別の選び方をまとめました
この記事では、Amazonや楽天で購入可能な人気モデルを中心に、外付けHDDとSSDの違いとおすすめポイントを詳しく解説しました。用途や予算に合わせて最適な外付けストレージを選び、快適なデータ管理を実現してください。


