完全ワイヤレスイヤホンの選択肢が増える中で、Jabra Eliteシリーズは多くのユーザーから支持を集めています。同シリーズには複数のモデルが存在し、それぞれが異なる特徴と価格帯を持っています。本記事では、主要なJabra Eliteモデルの違いを詳しく比較し、あなたのニーズに合った製品選びをサポートします。
Jabra Eliteシリーズの基本構成
Jabra Eliteシリーズは、大きく分けてPro、Active、Standardの3つのカテゴリーに分類されます。Proシリーズは音質と通話性能に優れた汎用性の高いモデル、Activeシリーズはスポーツやアウトドア活動に適した耐久性重視の設計、Standardシリーズはエントリーレベルの価格帯で基本機能を備えたモデルとなっています。
各モデルは異なる発売時期に登場しており、最新技術を搭載した上位機種から、コストパフォーマンスに優れたエントリーモデルまで幅広い選択肢が用意されています。
エントリーレベルモデルの比較
Jabra Elite 3
Jabra Elite 3は、最もリーズナブルな価格帯に位置するモデルです。定価は9,900円程度で、オンラインショップではさらに割引されることもあります。このモデルは、プライベートと仕事の両方のシーンで活用できる汎用性を備えています。
Elite 3の特徴として、シンプルで使いやすいインターフェースが挙げられます。イコライザー設定はプリセットから選択する方式となっており、細かなカスタマイズは不可能ですが、多くのユーザーにとっては十分な機能性を提供します。また、ヒアスルー機能(外音取り込み機能)はオンオフの切り替えのみで、複雑な設定は必要ありません。
バッテリー性能やノイズキャンセリング機能については、上位モデルと比べると限定的ですが、日常的な使用には問題なく対応できます。予算を最優先に考えるユーザーにとって、優れた選択肢となるでしょう。
Jabra Elite 4
Jabra Elite 4は、2023年に発売された比較的新しいモデルで、ANC(アクティブノイズキャンセリング)搭載のエントリーモデルとして位置付けられています。Amazon参考価格は約13,500円で、Elite 3よりも高い機能性を備えながら、プレミアム価格帯には達していません。
このモデルの大きな特徴は、Bluetooth 5.2対応とaptXコーデック対応です。これにより、より安定した接続と高品質な音声伝送が実現されています。バッテリー性能も優れており、ANC有効時でイヤホン本体で7時間、充電ケース併用で最大28時間の使用が可能です。
さらに、片耳モードという便利な機能が搭載されています。この機能により、右イヤホンを使用しながら左イヤホンを充電するといった柔軟な使い方ができます。充電端子はType-Cを採用しており、多くのデバイスとの互換性が高いのも利点です。
音質面では、6mmダイナミック型ドライバーを搭載し、豊かで広がりのある重低音を実現しています。ジョギングやウェブ会議など、マルチなシーンでの活用に適したバランスの取れたモデルです。
Jabra Elite 4 Active
Jabra Elite 4 Activeは、Elite 4をベースにしながら、スポーツやアウトドア活動に最適化したモデルです。Amazon参考価格は約13,500円で、Elite 4と同等の価格帯に位置しています。
このモデルの最大の特徴は、運動時の使用を想定した設計です。耳への装着感が強化されており、激しい動きでもイヤホンがズレにくい構造になっています。また、防水性能も高く、汗や雨の中での使用に対応しています。
バッテリー性能はElite 4と同様で、ANC有効時にイヤホン本体で7時間、充電ケース併用で最大28時間の使用が可能です。充電時間も3.5時間と効率的で、急速充電にも対応しています。
音質面でも、6mmダイナミック型ドライバーにより、力強い低音と明確な中高音のバランスが取れています。ランニングやジムでのトレーニング中に音楽を楽しみたいユーザーに最適な選択肢です。
ミッドレンジモデルの比較
Jabra Elite 5
Jabra Elite 5は、性能と価格のバランスが優れた中堅モデルとして位置付けられています。Amazon参考価格は約19,500円で、エントリーモデルと上位機種の中間に位置します。
このモデルの特徴は、ワイヤレス充電対応という点です。これにより、充電ケースを置くだけで簡単に充電できるため、日常的な利便性が大幅に向上します。また、ハイブリッド型のアクティブノイズキャンセリングが搭載されており、より高い遮音効果を実現しています。
バッテリー性能も優れており、ANC有効時でイヤホン本体5時間、充電ケース併用で最大24時間の使用が可能です。急速充電機能も備わっており、5分の充電で60分の使用ができます。
音質面では、新型10mmスピーカーを搭載し、パワフルかつ鮮明なオーディオを実現しています。通話品質も高く、ノイズ抑制アルゴリズムにより、クリアな音声通話が可能です。
さらに、Bluetoothマルチポイント機能により、2台のデバイスに同時接続できます。スマートフォンとパソコンを同時に使用する環境では、デバイス間の切り替えがシームレスに行われるため、作業効率が向上します。
Jabra Elite 75t
Jabra Elite 75tは、在宅勤務やビジネスシーンに最適化された人気モデルです。Amazon参考価格は約15,000円で、エントリーモデルよりも高い機能性を備えながら、プレミアム価格帯には達していません。
このモデルの最大の特徴は、優れた通話品質です。高性能なマイクとノイズキャンセリング機能により、周囲の雑音を効果的に抑制し、クリアな音声通話を実現します。ウェブ会議やビジネス通話が多いユーザーにとって、非常に価値のある機能です。
バッテリー性能も優れており、イヤホン本体で7.5時間、充電ケース併用で最大28時間の使用が可能です。耳から大きくはみ出ないコンパクトなデザインと、優れたフィット感も特徴です。長時間の装着でも快適性が損なわれません。
アクティブノイズキャンセリング機能は、ソフトウェアアップデートにより後から追加されました。これにより、購入後も機能が拡張される可能性があり、長期的な価値が保証されています。
Elite 4との比較では、Bluetooth 5.0対応(Elite 4は5.2)、コーデックはSBC・AAC対応(Elite 4はSBC・aptX対応)となっており、若干の性能差がありますが、実用的には大きな違いを感じることは少ないでしょう。
上位モデルの比較
Jabra Elite 7 Active
Jabra Elite 7 Activeは、スポーツと日常使用の両立を目指したモデルです。参考価格は約21,800円で、中堅から上位モデルへの移行ポイントに位置しています。
このモデルは、Elite 4 Activeよりも高い性能を備えており、より強力なノイズキャンセリング機能と優れた音質が特徴です。運動時の使用を想定した耐久性と、日常的な音楽鑑賞の両方に対応できるバランスの取れた設計になっています。
バッテリー性能も優れており、長時間の使用が可能です。防水性能も高く、あらゆる環境での使用に対応できます。
Jabra Elite 7 Pro
Jabra Elite 7 Proは、音質と通話性能を最優先にした上位モデルです。参考価格は約24,800円で、Eliteシリーズの中でも高い価格帯に位置しています。
このモデルの特徴は、マルチポイント接続対応です。複数のデバイスに同時接続でき、デバイス間の切り替えがシームレスに行われます。ビジネスユーザーにとって、非常に便利な機能です。
音質面では、高度なオーディオ処理により、クリアで豊かなサウンドを実現しています。通話品質も最高レベルで、ノイズキャンセリングマイクにより、周囲の雑音を効果的に抑制します。
サイズと重量も最適化されており、長時間の装着でも快適性が保たれます。Elite 85tとの比較では、より小型で軽量な設計となっており、携帯性に優れています。
Jabra Elite 8 Active
Jabra Elite 8 Activeは、2023年10月に発売された最新のアクティブモデルです。このモデルは、Elite 7 Activeの後継機として、さらに高い性能を備えています。
最大の特徴は、新型10mmスピーカーの搭載です。これにより、パワフルかつ鮮明なオーディオが実現され、音楽鑑賞の満足度が大幅に向上します。
ノイズキャンセリング機能も強化されており、シリーズで最も強力なANCを備えています。運動時の環境ノイズを効果的に抑制し、音楽に集中できる環境を提供します。
バッテリー性能も優れており、イヤホン単体で6時間、充電ケース併用でさらに21時間の使用が可能です。ノイズ抑制アルゴリズムにより、クリアな通話品質も実現しています。
Jabra Elite 85t
Jabra Elite 85tは、2020年11月に発売された前世代のフラグシップモデルです。参考価格は約15,500円で、現在でも多くのユーザーから支持を集めています。
このモデルの特徴は、優れたバランスの取れた性能です。音質、通話品質、ノイズキャンセリング機能のすべてが高いレベルで実装されています。
バッテリー性能も優れており、イヤホン本体で7時間、充電ケース併用で最大28時間の使用が可能です。Elite 4との比較では、バッテリー性能は同等ですが、音質と通話品質の面で優れています。
Elite 7 Proとの比較では、サイズと重量がやや大きいという点がありますが、価格は大幅に低いため、コストパフォーマンスに優れたモデルとして評価できます。
主要モデルの性能比較表
以下は、主要なJabra Eliteモデルの性能を比較した表です。
| モデル | 価格帯 | ANC | バッテリー(本体) | バッテリー(ケース併用) | Bluetooth | 特徴 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| Elite 3 | 約9,900円 | × | 記載なし | 記載なし | 5.0 | エントリーレベル |
| Elite 4 | 約13,500円 | ○ | 7時間 | 28時間 | 5.2 | aptX対応、片耳モード |
| Elite 4 Active | 約13,500円 | ○ | 7時間 | 28時間 | 5.2 | スポーツ向け、耐久性重視 |
| Elite 5 | 約19,500円 | ○ | 5時間 | 24時間 | 5.2 | ワイヤレス充電、マルチポイント |
| Elite 75t | 約15,000円 | ○ | 7.5時間 | 28時間 | 5.0 | 通話品質重視、ビジネス向け |
| Elite 7 Active | 約21,800円 | ○ | 記載なし | 記載なし | 5.2 | スポーツと日常使用の両立 |
| Elite 7 Pro | 約24,800円 | ○ | 記載なし | 記載なし | 5.2 | マルチポイント、音質重視 |
| Elite 8 Active | 記載なし | ○ | 6時間 | 27時間 | 5.3 | 最新モデル、10mmスピーカー |
| Elite 85t | 約15,500円 | ○ | 7時間 | 28時間 | 5.0 | 前世代フラグシップ、バランス型 |
用途別のおすすめモデル選択ガイド
予算重視の場合
最もリーズナブルな価格で完全ワイヤレスイヤホンを求める場合は、Elite 3がおすすめです。約9,900円という価格帯で、基本的な機能を備えています。ただし、ノイズキャンセリング機能は搭載されていないため、その点を理解した上での購入が必要です。
少し予算に余裕がある場合は、Elite 4またはElite 4 Activeを検討する価値があります。約13,500円でANC機能が搭載され、より高い性能を享受できます。
スポーツ・アウトドア活動向け
運動時の使用を想定している場合は、Elite 4 ActiveまたはElite 8 Activeがおすすめです。これらのモデルは、耳への装着感が強化されており、激しい動きでもズレにくい設計になっています。
より高い性能を求める場合は、Elite 8 Activeを選択することで、最新の10mmスピーカーと強力なノイズキャンセリング機能を享受できます。
ビジネス・在宅勤務向け
通話品質を最優先に考える場合は、Elite 75tがおすすめです。優れた通話品質とノイズキャンセリング機能により、ウェブ会議やビジネス通話に最適です。
複数のデバイスを同時に使用する環境では、Elite 5またはElite 7 Proのマルチポイント機能が便利です。デバイス間の切り替えがシームレスに行われるため、作業効率が向上します。
音質重視の場合
高品質な音声を求める場合は、Elite 7 ProまたはElite 8 Activeがおすすめです。これらのモデルは、高度なオーディオ処理により、クリアで豊かなサウンドを実現しています。
予算に制限がある場合は、Elite 5も優れた選択肢です。新型10mmスピーカーにより、パワフルかつ鮮明なオーディオが実現されています。
購入時の注意点
Jabra Eliteシリーズを購入する際には、いくつかの注意点があります。
まず、価格は時期によって変動するという点です。セール期間やキャンペーン時には、大幅な割引が行われることがあります。購入前に複数のオンラインショップで価格を比較することをおすすめします。
次に、ソフトウェアアップデートの可能性を考慮することが重要です。Elite 75tのように、購入後にアクティブノイズキャンセリング機能が追加されるケースもあります。長期的な価値を考えると、このような拡張性は大きなメリットです。
また、返品・交換ポリシーを確認することも重要です。オンラインショップによって、返品期間や条件が異なります。購入前に必ず確認しておきましょう。
さらに、保証期間と保証内容も確認が必要です。メーカー保証の期間や、どのような故障が対象となるかを理解した上での購入が重要です。
Jabra Eliteシリーズの共通の強み
Jabra Eliteシリーズ全体を通じて、いくつかの共通の強みがあります。
まず、通話品質の高さが挙げられます。複数のマイクとノイズキャンセリング技術により、周囲の雑音を効果的に抑制し、クリアな音声通話を実現します。ビジネスユーザーから高い評価を受けている理由の一つです。
次に、装着感の良さです。各モデルは、長時間の装着を想定した設計になっており、耳への負担が少ないです。カナル型イヤホンながら、快適な装着感を実現しています。
さらに、多機能性も特徴です。ノイズキャンセリング、外音取り込み、マルチポイント接続など、様々な機能が搭載されており、多様なシーンでの活用が可能です。
また、デザインの洗練性も評価されています。各モデルは、視覚的に洗練されたデザインになっており、ビジネスシーンでも違和感なく使用できます。
まとめ
Jabra Eliteシリーズは、エントリーレベルから上位モデルまで、幅広い価格帯と機能を備えた完全ワイヤレスイヤホンのラインアップです。Elite 3の約9,900円から、Elite 7 Proの約24,800円まで、様々な予算に対応できます。
各モデルは、異なる用途と優先順位に対応するよう設計されています。予算重視の場合はElite 3、スポーツ向けはElite 4 Active、ビジネス向けはElite 75t、音質重視はElite 7 Proというように、自分のニーズに合わせた選択が可能です。
購入時には、価格だけでなく、機能、バッテリー性能、デザイン、保証内容など、複数の要素を総合的に判断することが重要です。本記事で紹介した比較情報を参考に、あなたに最適なJabra Eliteモデルを見つけてください。
Jabra Elite完全比較ガイド:用途別に最適モデルを選ぶをまとめました
Jabra Eliteシリーズは、多くのユーザーから支持を集める人気の完全ワイヤレスイヤホンです。本記事で紹介した各モデルの特徴と性能を理解することで、自分のライフスタイルと予算に最適な製品を選択できます。
エントリーレベルから上位モデルまで、幅広い選択肢が用意されているJabra Eliteシリーズ。あなたのニーズに合わせた最適なモデルを見つけることで、日常生活がより豊かで快適になるでしょう。



