小学校でのプログラミング教育必修化から数年が経ち、2025年からは大学入学共通テストに「情報」が追加されました。プログラミング教室への関心はますます高まっていますが、教室の数が多すぎて「どこを選べばいいかわからない」という保護者の声は少なくありません。
この記事では、全国展開する大手から少人数制のスクールまで19のプログラミング教室を徹底リサーチし、目的別・学年別に比較しました。料金だけでなく教材費やPCレンタル費まで含めた総コスト、カリキュラムの段階設計、検定対応の有無など、保護者が本当に知りたい情報を整理しています。
結論からお伝えすると、おすすめの選び方は以下のとおりです。
- はじめての習い事として → 教室数が多く通いやすいQUREOプログラミング教室・ヒューマンアカデミージュニア
- 本格的にスキルを伸ばしたい → コンテスト実績豊富なTech Kids School・N Code Labo
- ロボット・ものづくりが好き → Crefus・ロボ団・プログラボ
- オンラインで学びたい → 月額3,980円から始められるデジタネ・アルスクール
- 個別指導で安心 → LITALICOワンダー・iTeen
小学生がプログラミング教室に通うべき3つの理由
理由1:プログラミング教育の必修化と「情報」科目の新設
2020年度から小学校でプログラミング教育が必修化され、2022年度には高校で「情報I」が必修科目になりました。さらに2025年1月の大学入学共通テストでは「情報」が新たな出題教科として加わっています。つまり、プログラミング的思考は「できたほうがいい」から「学ばなければならない」時代に変わりました。
早い段階からプログラミングに触れておくことで、中学・高校での「情報」科目にスムーズに対応でき、大学受験でもアドバンテージを得られます。
理由2:論理的思考力と問題解決力が身につく
プログラミング学習の本質は、コードを書くことだけではありません。「目的を達成するために手順を考え、試行錯誤しながら改善する」というプロセスそのものが、論理的思考力や問題解決力を鍛えます。
文部科学省も「プログラミング的思考」を各教科の学びに活かすことを重視しており、算数の図形問題や理科の実験計画など、他教科への好影響も期待されています。
理由3:将来のキャリア形成につながる
経済産業省の調査によると、2030年にはIT人材が最大79万人不足すると予測されています。AI・IoTが社会のあらゆる場面に浸透するなか、プログラミングスキルはIT業界に限らず、あらゆる職種で求められる基礎スキルになりつつあります。
小学生のうちからプログラミングに親しむことで、将来の職業選択の幅が大きく広がります。
プログラミング教室の種類と特徴を徹底比較
小学生向けプログラミング教室は、大きく4つのタイプに分類できます。お子さんの興味や性格に合ったタイプを選ぶことが、長く続けるコツです。
ビジュアルプログラミング型
Scratch(スクラッチ)などのビジュアル言語を使い、ブロックを組み合わせてゲームやアニメーションを作るタイプです。キーボード入力が不要なので、低学年やPC初心者でも取り組みやすいのが特徴。QUREOプログラミング教室やヒューマンアカデミージュニアなどが代表的です。
ロボットプログラミング型
レゴ®やアーテックブロックなどでロボットを組み立て、プログラムで動かすタイプです。「手で作って動かす」という体験が好きなお子さんに向いています。Crefus、ロボ団、プログラボ、アーテックエジソンアカデミーなどが該当します。
ゲーム制作型
マインクラフトやオリジナルゲームの制作を通じてプログラミングを学ぶタイプです。ゲーム好きなお子さんのモチベーションを活かしやすく、デジタネやコードアドベンチャーが代表格です。
テキストコーディング型
JavaScript、Python、Swiftなど実際のプログラミング言語を使って本格的に学ぶタイプです。高学年以上で「本気でスキルを身につけたい」お子さんに適しています。Tech Kids School、N Code Labo、Life is Tech!などが該当します。
| タイプ | 対象の目安 | 向いている子 | 代表的な教室 |
|---|---|---|---|
| ビジュアル型 | 小1~小4 | 初心者・PC初体験 | QUREO、ヒューマンアカデミー |
| ロボット型 | 小1~小6 | 工作好き・手を動かしたい | Crefus、ロボ団、プログラボ |
| ゲーム制作型 | 小1~中学生 | ゲーム好き・創作意欲が高い | デジタネ、コードアドベンチャー |
| テキストコーディング型 | 小4~高校生 | 本格派・将来IT志望 | Tech Kids School、N Code Labo |
失敗しない教室選び|5つのチェックポイント
チェック1:料金体系の透明性
月謝だけで判断するのは危険です。入会金・教材費・PCレンタル費・検定受験料まで含めた「年間総コスト」で比較しましょう。月謝が安くても、ロボットキット購入で初期費用が4〜5万円かかる教室もあります。逆にプログラボのように入会費・教材費が無料の教室もあります。
体験授業の際に「月謝以外にかかる費用をすべて教えてください」と聞くのが確実です。
チェック2:カリキュラムの段階設計
「Scratchだけで終わり」ではなく、ビジュアル言語→テキスト言語への移行ロードマップがあるかを確認しましょう。長く通い続ける場合、ステップアップの道筋がないと途中で飽きてしまうことがあります。
QUREOは420レッスン以上の段階設計、ヒューマンアカデミージュニアはベーシック→ミドル→アドバンスの3段階、Crefusは小3から高校生まで対応するなど、教室によって設計はさまざまです。
チェック3:講師の質と指導スタイル
少人数制・個別指導なのか、集団授業なのかで学びの質は大きく変わります。講師1人あたりの生徒数や、講師の採用基準を確認しましょう。N Code Laboは合格率30%のコーディング試験を通過した講師のみ、LITALICOワンダーは完全マンツーマンなど、教室ごとに特色があります。
チェック4:振替制度の柔軟性
習い事や学校行事で欠席することは避けられません。振替が無料でできるか、振替の期限はあるかを必ず確認しましょう。gaプログラミングのように「振替期限なし」の教室は、月謝を無駄にしにくく安心です。
チェック5:検定・コンテスト対応
学習成果を客観的に測れる指標があると、お子さんのモチベーション維持に役立ちます。ジュニア・プログラミング検定への対応や、コンテスト出場実績がある教室を選ぶのもポイントです。スタープログラミングスクールは検定合格率96%、Crefusは世界大会への出場実績があります。
【目的別】おすすめプログラミング教室
初めての習い事として始めたい
QUREOプログラミング教室

サイバーエージェントグループが開発した教材を使用し、全国3,300教室以上を展開する国内最大規模のプログラミング教室です。自宅や学校の近くで通える教室が見つかりやすいのが最大の強みです。
特徴:ゲーム感覚で進められる420レッスン以上のカリキュラムが用意されており、お子さん一人ひとりのペースに合わせた個別指導で学べます。本物のゲームのような教材で、楽しみながらプログラミングの基礎概念を習得できます。大学入試を見据えたプログラミングの基礎30概念を網羅しています。
料金:月謝9,900円〜(税込)、教材費無料、月4回・1回60分。料金は教室ごとに異なるため、詳細はお近くの教室へお問い合わせください。
おすすめの人:プログラミングが初めてのお子さん、通いやすさを重視する家庭、ゲーム感覚で楽しく学ばせたい保護者におすすめです。
ヒューマンアカデミージュニア こどもプログラミング教室

全国に多数の教室を展開するヒューマンアカデミーグループの子ども向けプログラミング教室です。「謎解き→作成→改造→発表」のスモールステップで、超初心者でも自然にスキルアップできるカリキュラムが特徴です。
特徴:ベーシック・ミドル・アドバンスの3段階コースで、Scratchを中心に学習。コースが進んでも料金が一律なのが保護者にとって安心材料です。フランチャイズ展開ですが、料金は全国統一されています。
料金:入会金11,000円(税込)、月謝9,900円+教材費660円=月額10,560円(税込)。月2回・1回90分。
おすすめの人:初めてPCに触れるお子さん、段階的にレベルアップしたい方、全国どこでも同じ料金で安心して通いたい家庭に適しています。
スタープログラミングスクール

大型ショッピングセンター内を中心に全国87校を展開するプログラミング教室です。買い物のついでに送迎できる立地の良さが保護者から支持されています。
特徴:ジュニア・プログラミング検定の合格率は96%(2024年実績、受験者1,185名中1,136名合格)と驚異的な数字を誇ります。技術だけでなく、課題解決力やプレゼンテーション力など社会で役立つ力も重視した教育方針です。
料金:入会金6,600円(税込)、Scratchプログラミングコース(集合)月額14,300円(税込)。月4回。オンラインレッスンにも対応しています。
おすすめの人:検定取得を目標にしたい方、ショッピングセンター内の安心感を重視する家庭、プレゼン力も育てたい方におすすめです。
iTeen

IT・teen・engineeringを組み合わせた名前のとおり、子どもに特化した個別指導スタイルのプログラミング教室です。先生1人が少人数の生徒をきめ細かく指導します。
特徴:ジュニアプログラミング検定をはじめ、ITパスポートまで全10種類の検定に対応。PCに触れたことのない小さなお子さんでも、楽しみながら個別のペースで学べるカリキュラムが整っています。オンライン授業にも対応しており、対面と同じ質の指導が受けられます。
料金:月謝10,670円〜(税込)、入会金0〜22,000円(教室により異なる)。コースレベルが上がっても月謝は同一料金です。
おすすめの人:個別指導で丁寧に教えてほしい方、複数の検定に挑戦したいお子さんにおすすめです。
本格的にスキルを身につけたい
Tech Kids School

サイバーエージェントが2013年から運営する、小学生向け本格派プログラミングスクールです。渋谷スクランブルスクエアに教室を構え、SwiftやC#などプロが使う言語でアプリやゲームを開発します。
特徴:独自のプログラミングコンテスト「Tech Kids Grand Prix」を開催し、子どもたちが作品を発表する機会を定期的に提供しています。ステージ制の学習でScratchから始まり、テキストコーディングまで段階的にレベルアップ。プレゼンテーション力の育成にも力を入れています。
料金:月謝20,900円+教材費2,200円=月額23,100円(税込)。月3回・1回120分。PCレンタルが必要な場合は追加で月4,400円。オンラインコースも用意されています。
おすすめの人:本気でプログラミングスキルを身につけたいお子さん、コンテストに挑戦したい方、将来アプリ開発やゲーム制作に興味がある方に最適です。
N Code Labo

N高等学校を運営する学校法人角川ドワンゴ学園が手がけるプログラミング教室です。小学生から高校生まで対応し、初心者でも本格的なプログラミングを学べる環境が整っています。
特徴:100名以上の講師が在籍し、全員が合格率30%のコーディング試験に合格した情報工学専攻者。通学コースは1対1〜3の個別指導、オンラインコースは完全マンツーマンで一人ひとりに合わせた指導を実現しています。
料金:入会金11,000円(税込)、通学コースは週1回で月額33,000円程度〜。料金は受講回数により異なります。キャンペーン期間中は入会金無料や初月無料の特典もあります。
おすすめの人:質の高い個別指導を求める方、テキストコーディングまで本格的に学びたいお子さん、将来プログラマーやエンジニアを目指す方におすすめです。
プログラミング教育HALLO

やる気スイッチグループが運営するプログラミング教室で、全国800教室以上を展開。独自開発の教材「Playgram」を使い、ゲーム感覚で冒険を進めながら実用レベルのコーディングスキルまで習得できます。
特徴:一人ひとりに合わせた個別最適レッスンで、コーチが学習ペースや理解度を細かく把握。ビジュアルプログラミングからテキストコーディングまで段階的に進むカリキュラムで、「自分で考える力」を養います。
料金:月謝14,850円〜15,950円(税込)程度。入会金や施設利用料が別途かかる場合があります。詳細は各教室にお問い合わせください。
おすすめの人:個別最適な指導を受けたい方、近くの教室で通いやすさを重視する方、ゲーム感覚から本格コーディングまで一貫して学びたいお子さんに向いています。
Life is Tech!

中学生・高校生を主な対象とした本格派プログラミングスクールです。小学校高学年で「中学生になっても続けられる教室」を探している場合の有力な選択肢になります。
特徴:iPhoneアプリ開発、ゲームプログラミング、Webデザインなどプロレベルのスキルを学べます。短期集中キャンプも定期的に開催しており、プログラミング初体験のお子さんでも参加可能。AIクリエイティブの親子体験会も実施しています。
料金:スクール月額25,300円(税込)、入塾金27,500円(税込)。キャンプは2日間37,400円〜。PCレンタルは別途費用がかかります。
おすすめの人:小学校高学年から中高生まで長く通い続けたい方、プロレベルの開発スキルを目指す方、短期キャンプで体験したい方におすすめです。
ロボットやものづくりが好き
Crefus

2004年から続く老舗ロボットプログラミング教室で、FLL(ファースト・レゴ・リーグ)の最上級プラチナスクール認定校です。7チームが世界大会に進出した実績を持ちます。
特徴:他のロボット教室が月2回のところ、Crefusは月4回とガッツリ取り組めるのが最大の特徴。小3から高校生まで段階的にレベルアップできるカリキュラムで、年長〜小2向けにはKicks(キックス)も運営。オンラインで学べるe-Crefusもあります。
料金:年間20〜25万円程度。月4回の授業料に加え、学年が上がるタイミングで追加キット代がかかる場合があります。e-Crefusは通学より割安です。
おすすめの人:ロボット競技大会に挑戦したいお子さん、しっかり回数を通いたい方、世界を目指す本格派におすすめです。
ロボ団

全国110校以上(海外5校含む)を展開するロボットプログラミング教室です。レゴ®エデュケーション SPIKEプライムを使ったオリジナル教材で学びます。
特徴:2人1組の「ペアラーニング」が最大の特色。協働力やコミュニケーション力を育みながらプログラミングを学べます。教材はレンタル制のため初期費用を抑えられ、自宅ではiPadアプリで予習も可能です。
料金:月謝9,800〜15,800円程度。教材はレンタル制で購入不要。授業は月2〜4回、1回120分前後。
おすすめの人:友だちと協力して学ぶのが好きなお子さん、ロボット教材の初期費用を抑えたい方、レゴ好きなお子さんにぴったりです。
プログラボ

全国約80校を展開するロボットプログラミング教室で、入会費・教材費が一切無料という明朗な料金体系が魅力です。
特徴:レゴ®マインドストーム®を使用し、ロボット競技大会への出場を視野に入れた本格的なカリキュラムを提供。プレゼンテーション能力や資料・動画のまとめ方など、総合的な実践力も身につきます。豊富なコースラインナップで、長期間通い続けられる設計です。
料金:月謝10,000〜15,000円程度。入会費・教材費は無料で、毎月の授業料のみで通えます。
おすすめの人:初期費用を抑えてロボットプログラミングを始めたい方、競技大会にも興味がある方、長期間続けることを視野に入れている方におすすめです。
アーテックエジソンアカデミー

全国約850教室を展開する大規模ロボットプログラミング教室です。ブロックメーカーのアーテックが運営し、シンプルなオリジナルブロックで組み立ても簡単です。
特徴:組み立てにかかる時間が短く、プログラミング学習に時間をしっかり使える設計が特色。Scratchベースのプログラミング環境でロボットを制御します。初回にキットを購入すれば、組み替えてさまざまなロボットを作れるため追加パーツの購入は不要です。
料金:月謝9,000〜12,000円程度(テキスト代込み)。月2回・1回90分。ロボットキット代として初回に4〜5万円程度が必要です。料金は教室により異なります。
おすすめの人:プログラミング重視で学びたいお子さん、自宅近くの教室で通いたい方、ロボット組み立てよりコーディングに興味がある方に向いています。
STEMON

日本初のSTEAM教育&プログラミングスクールとして、全国170教室以上を展開。年中から小6まで6つのクラスを用意し、発達段階に合わせた教材・カリキュラムを提供しています。
特徴:「しる→つくる→ためす」の3ステップを繰り返すProject Based Learningが軸。組み立て手順書を提供しないため、子どもたちは自分で考えながらものづくりを進めます。低学年では物理やプログラミングの基礎を、高学年ではゲーム・アニメーション制作やロボット制御を本格的に行います。
料金:入会金16,500円(税込)、施設管理費月880円(税込)。授業料は教室により異なるため、詳細は各教室にお問い合わせください。
おすすめの人:STEAM教育全般に興味がある方、「手順通り」ではなく自分で考える力を育てたい家庭、年中から早く始めたい方に適しています。
オンラインで学びたい
デジタネ

マインクラフトやRobloxなど人気ゲームを活用したオンラインプログラミングスクールです。月額3,980円(年間払い)という圧倒的なコストパフォーマンスが魅力です。
特徴:160以上の「ミッション」と呼ばれるプログラミング教材が用意されており、5〜10分の動画形式でお子さん一人でも学習を進められます。週2回のライブ配信授業、オリジナルタイピングゲーム、作品共有コミュニティなどオンラインならではの機能も充実。14日間の無料体験がメールアドレスだけで始められます。
料金:月額3,980円(年間払い)。入学金不要。クレジットカード登録なしで無料体験が可能です。
おすすめの人:費用を抑えてプログラミングを始めたい方、近くに教室がない地域の方、マインクラフトが好きなお子さん、自分のペースで学びたい方に最適です。
アルスクール

探究型キッズプログラミング教室として、思考力・知的好奇心・創造性などの非認知能力を育む学びを提供しています。オンライン校では自宅から全国の仲間とつながれます。
特徴:Scratchやmicro:bit(マイクロビット)を使い、工作やゲームを取り入れた教材で好きなものから選んだ題材で学習します。オリジナルシステム「アルスタジオ」でScratchを最も楽しく学べる環境を提供。小学生でも安心して使えるAI教材(ChatGPT)も導入しています。
料金:オンライン校は小1・小2コース月額6,160円(税込)〜、小2〜小6コース月額9,240円(税込)〜。
おすすめの人:探究心が旺盛なお子さん、AI時代に対応した教育を求める方、他の子どもたちと作品を共有しながら学びたい方におすすめです。
CodeCampKIDS

東証上場企業が運営する子ども向けプログラミングスクールです。通学制とオンライン授業の両方に対応し、地方からでも都心レベルの授業が受けられます。
特徴:ロボットプログラミングからScratch、Unityまで体系づけて学べるカリキュラム。異年齢の子どもが一緒に学ぶ「寺小屋」スタイルで、少人数制のため講師との距離が近く、わからない部分をすぐに解決できる環境です。専任講師は育成研修を経たプロが担当します。
料金:授業料・授業数は各教室により異なります。詳細は公式サイトまたは各教室にお問い合わせください。
おすすめの人:大手企業の安心感を求める方、通学とオンラインを選びたい方、体系的なカリキュラムで段階的に学びたい方に向いています。
LITALICOワンダー

年長から高校生まで対応し、プログラミング・ロボット製作・3DCGなど豊富なコースを提供するプログラミングスクールです。東京・横浜・川崎・大宮に教室があり、オンラインでも受講可能です。
特徴:一律の教材ではなく、お子さん一人ひとりに最適な個別カリキュラムを設計するのが最大の強み。完全マンツーマン授業で、お子さんの「好き」や「得意」を起点にした学びを実現します。全国の多彩なスタッフから最適な講師がマッチングされます。
料金:入会金16,500円(税込)。通学コース月額29,700円(税込)〜、オンラインコース月額22,000円(税込)〜。月4回または8回を選択可能。ロボット初級コースはレンタル月1,980円。
おすすめの人:お子さんの個性に合わせた指導を重視する方、多彩なコースから選びたい方、発達に特性のあるお子さんにも対応できる教室を探している方に最適です。
コードアドベンチャー

マインクラフトを活用した革新的なプログラミング教育サービスです。通学型の教室に加え、オンラインコースも提供しています。
特徴:対象年齢やスキルレベルに応じて、ビジュアルプログラミングコース(小学生〜)、JavaScriptコース(小学校中学年〜)、Pythonコース(中学生〜)が選べます。マインクラフトの世界観を活かしながら、段階的に本格的な言語へ移行できる設計です。
料金:月謝8,800円〜(教室により異なる)。別途アカウント費として月1,375〜2,800円程度が必要です。
おすすめの人:マインクラフトが大好きなお子さん、ゲームを通じて自然にプログラミングを学ばせたい方、低学年から始めたい方におすすめです。
gaプログラミング

大阪・兵庫を中心に展開するIT企業運営の子ども向けプログラミング教室です。4歳から中学生まで幅広い年齢に対応しています。
特徴:ゲーム制作・動画編集・ロボットプログラミング・AIプログラムの4コースから選択可能。全教室にウェブカメラが設置され、保護者がスマホからお子さんの授業の様子を確認できます。お休みした場合の振替に期限がないため、月謝を無駄にしにくい仕組みです。
料金:教室により異なるため、詳細は各教室にお問い合わせください。文部科学省のプログラミング教育に準じたカリキュラムを提供しています。
おすすめの人:大阪・兵庫エリアにお住まいの方、4歳から早く始めたい方、振替の柔軟さを重視する家庭におすすめです。
学年別おすすめの始め方と教材
低学年(小1〜小3):遊びの延長で始める
この時期は「楽しい」が最優先です。キーボードを使わないビジュアルプログラミングやロボットが適しています。
- ビジュアル言語:Scratch Jr、Viscuit、QUREOの教材など。マウス操作だけでプログラムを作れる
- ロボット:レゴ®ブロック系のロボット教材。手で組み立てて動かす体験が知的好奇心を刺激する
- おすすめ教室:QUREO、ヒューマンアカデミージュニア、ロボ団、プログラボ、STEMON
発達心理学では、7〜9歳ごろに抽象的な思考力が発達する「9歳の壁」があるとされています。この時期にプログラミングで「順序立てて考える」経験を積んでおくと、その後の学習にスムーズにつながります。低学年のうちは成果よりも「好き」「楽しい」という感情を育てることが大切です。
高学年(小4〜小6):論理的思考を深める
抽象的な思考ができるようになる高学年は、ビジュアル言語の応用やテキスト言語への移行期です。
- Scratch応用:変数・条件分岐・リストなどの概念を使った本格的な作品制作
- テキスト言語への入門:JavaScript、Python、Swiftなど。最初はビジュアルと併用しながら移行
- 検定・コンテスト:ジュニア・プログラミング検定やコンテストへの挑戦でモチベーション維持
- おすすめ教室:Tech Kids School、N Code Labo、HALLO、スタープログラミングスクール
中学生への接続を見据えて
プログラミング教室を選ぶ際は、中学生以降も続けられるかどうかも重要なポイントです。小学生限定の教室だと、せっかく身につけたスキルの発展先がなくなります。
以下の教室は小学生から中高生まで一貫して学べるため、長期的な視点でおすすめです。
- N Code Labo:小学生〜高校生まで対応
- Crefus:小3〜高校生まで対応
- Life is Tech!:中高生向けだが、高学年からの接続に最適
- LITALICOワンダー:年長〜高校生まで対応
各教室の料金・特徴比較表
主要教室の料金・特徴を一覧表にまとめました。月謝以外にかかる費用も含めて比較検討にお役立てください。
| 教室名 | 月謝(税込) | 入会金 | 教材費 | 対象年齢 | 教室数 | 特徴 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| QUREO | 9,900円〜 | 教室による | 無料 | 小1〜高校生 | 3,300以上 | 国内最大規模、個別指導 |
| Tech Kids School | 23,100円 | なし | 月謝に含む | 小1〜中3 | 渋谷+オンライン | コンテスト開催、本格派 |
| ヒューマンアカデミージュニア | 10,560円 | 11,000円 | 月660円 | 小1〜 | 全国多数 | 全コース統一料金 |
| スタープログラミングスクール | 14,300円 | 6,600円 | なし | 小1〜中3 | 87校 | 検定合格率96% |
| LITALICOワンダー | 29,700円〜 | 16,500円 | なし | 年長〜高校生 | 首都圏+オンライン | 完全マンツーマン |
| HALLO | 14,850〜15,950円 | 教室による | なし | 年長〜中学生 | 800以上 | Playgram教材 |
| CodeCampKIDS | 教室による | 教室による | 教室による | 小1〜中3 | 教室+オンライン | 上場企業運営、寺小屋式 |
| N Code Labo | 33,000円〜 | 11,000円 | なし | 小1〜高校生 | 教室+オンライン | 角川ドワンゴ学園運営 |
| デジタネ | 3,980円 | 無料 | 無料 | 小1〜中学生 | オンライン | 最安クラス、マイクラ対応 |
| プログラボ | 10,000〜15,000円 | 無料 | 無料 | 年長〜中学生 | 約80校 | 入会費・教材費ゼロ |
| コードアドベンチャー | 8,800円〜 | 教室による | 別途アカウント費 | 小1〜中学生 | 教室+オンライン | マイクラ活用 |
| gaプログラミング | 教室による | 教室による | 教室による | 4歳〜中学生 | 大阪・兵庫中心 | 振替期限なし |
| アルスクール | 6,160円〜 | 教室による | なし | 小1〜小6 | 教室+オンライン | 探究型、AI教材導入 |
| Life is Tech! | 25,300円 | 27,500円 | なし | 中学生〜高校生 | 教室+オンライン | プロレベルのスキル |
| ロボ団 | 9,800〜15,800円 | 教室による | レンタル制 | 年長〜中学生 | 110校以上 | ペアラーニング |
| Crefus | 16,000〜20,000円 | 教室による | キット代別途 | 小3〜高校生 | 教室+オンライン | 世界大会実績、月4回 |
| STEMON | 教室による | 16,500円 | なし | 年中〜小6 | 170以上 | STEAM教育、手順書なし |
| エジソンアカデミー | 9,000〜12,000円 | 教室による | 初回キット代4〜5万円 | 小3〜 | 約850教室 | プログラミング重視 |
| iTeen | 10,670円〜 | 0〜22,000円 | 無料 | 小1〜高校生 | 全国 | 個別指導、検定10種対応 |
※ 料金は2026年4月時点の情報です。教室ごとに料金が異なる場合があるため、最新の正確な金額は各教室の公式サイトでご確認ください。
プログラミング教室の評判と選ばれている理由
検定合格実績で選ばれている教室
スタープログラミングスクールは、ジュニア・プログラミング検定の合格率96%(2024年実績)と高い数値を誇ります。累計合格者は6,334名を超えており、検定対策のノウハウが蓄積されています。iTeenも全10種類の検定に対応しており、段階的に資格取得を目指せる点が評価されています。
コンテスト実績で選ばれている教室
CrefusはFLL(ファースト・レゴ・リーグ)に2004年から参加し続け、7チームが世界大会に進出。ロボットプログラミングの最上級プラチナスクール認定を受けています。Tech Kids Schoolは独自の「Tech Kids Grand Prix」を主催し、毎年多数の小学生が作品を発表しています。
指導の手厚さで選ばれている教室
LITALICOワンダーは完全マンツーマンの個別カリキュラムが高く評価されています。お子さんの個性や発達段階に合わせた指導は、特に「集団が苦手」「自分のペースで学びたい」という家庭から支持されています。N Code Laboも情報工学専攻の講師陣による少人数指導が質の高さで定評があります。
コストパフォーマンスで選ばれている教室
デジタネは月額3,980円で160以上のミッションが学び放題という圧倒的なコスパ。プログラボは入会費・教材費無料で月謝のみ、ロボ団は教材レンタル制で初期費用を抑えられる点が選ばれる理由です。
通いやすさで選ばれている教室
QUREOプログラミング教室は全国3,300教室以上と圧倒的な数。自宅や学校の近くで見つかりやすく、「まず始めてみよう」というご家庭に選ばれています。スタープログラミングスクールのショッピングセンター内立地も、送迎の負担が少ないと好評です。
プログラミング教室に関するよくある質問
何歳から始められますか?
多くの教室は小学1年生(6歳)から受け入れています。STEMON、LITALICOワンダー、ロボ団は年長(5歳)から、gaプログラミングは4歳から対応しています。発達段階に合った教材を使えば、早くから始めても問題ありません。ただし、「9歳の壁」を考えると、小1〜小3で始めてビジュアル言語に慣れ、小4以降でテキスト言語に移行するのが理想的なロードマップです。
月にいくらかかりますか?
小学生向けプログラミング教室の月謝相場は7,000円〜15,000円程度です。ただし、月謝以外に入会金(5,000〜27,500円)、教材費(月660〜2,200円)、ロボットキット代(初回4〜5万円)などがかかる場合があります。年間の総コストで比較すると、約5万円〜30万円と幅があります。オンライン教室のデジタネなら年間約4.8万円と最も安く始められます。
家庭学習は必要ですか?
多くの教室では授業内で完結する設計になっているため、家庭学習は必須ではありません。ただし、ロボ団のようにiPadアプリで予習できる教室や、デジタネのように自宅学習がメインの教室もあります。お子さんが興味を持って自主的に取り組むなら、プラスアルファの学習環境を用意してあげると効果的です。
PCやタブレットは必要ですか?
教室での受講であれば、PCを貸し出してくれる教室がほとんどです。オンライン受講の場合は自宅にPCが必要です。教室によってはPCレンタル費(月2,000〜4,400円程度)がかかる場合があるため、事前に確認しましょう。
途中でやめたくなったら?
ほとんどの教室は月単位の契約で、長期縛りはありません。退会を考える場合は、前月までに申し出れば翌月から退会できる教室が一般的です。まずは無料体験を活用し、お子さんとの相性を確認してから入会を決めることをおすすめします。
女の子でも楽しめますか?
もちろん楽しめます。プログラミング教室の受講生には女の子も増えており、特にゲーム制作系やアート・デザイン系のコースは性別を問わず人気です。LITALICOワンダーの3DCGコースやTech Kids Schoolのクリエイティブコースなど、ものづくりの楽しさを重視した教室は女の子にも高い支持を得ています。
体験授業はありますか?
今回紹介したほぼすべての教室で無料体験授業が用意されています。2〜3つの教室を実際に体験して比較するのが、失敗しない教室選びのコツです。体験時には以下の点をチェックしましょう。
- お子さんが楽しそうにしているか
- 講師の説明がわかりやすいか
- 月謝以外の費用の説明が明確か
- 振替制度の内容
- カリキュラムのステップアップ設計
プログラミング教室選びで最も大切なのは、お子さん自身が「楽しい」「もっとやりたい」と感じられるかどうかです。料金やカリキュラムの充実度はもちろん重要ですが、まずは無料体験で実際の雰囲気を確かめてみてください。お子さんの「好き」を入り口に、論理的思考力と創造性を育むプログラミング学習を始めてみましょう。



