ラベルライターを探していると必ず名前が挙がるのが「ピータッチキューブ」と「テプラ」の2ブランドです。どちらもスマホと連携して手軽におしゃれなラベルを作れる人気シリーズですが、印刷のきれいさやテープの種類、電源方式など細かい部分にはしっかりと違いがあります。この記事では、それぞれの特徴を整理しながら、用途別にどちらを選ぶべきかをまとめました。
この記事でわかること
- ピータッチキューブとテプラの基本的な違い
- 印刷品質・テープの種類・電源方式の比較ポイント
- それぞれのおすすめモデルの特徴
- 用途別(収納・オフィス・DIY)に見た選び方
- 価格帯で見た選びやすいモデル
ピータッチキューブとテプラ、まず何が違うのか
ピータッチキューブはブラザー、テプラはキングジムが展開するラベルライターシリーズです。どちらも本体にキーボードや液晶画面を持たず、専用アプリをスマホにインストールしてBluetoothで接続し、文字入力やデザイン編集を行うタイプが主力になっています。見た目のコンパクトさやインテリアになじむデザイン性を重視している点は共通していますが、対応するアプリの操作性や印刷の仕上がり、テープのラインアップには差があります。
ポイント:どちらのブランドも「かわいい・おしゃれなラベルを手軽に作りたい」というニーズに応える点は共通しています。違いが出るのは印刷の精細さ、テープの豊富さ、電源方式といった実用面です。
収納ラベルや名前つけなど、日常使いがメインであればどちらを選んでも満足度は高いと評価されています。一方で、細かい文字や複雑なロゴを頻繁に印刷する人、テープの種類にこだわりたい人は、後述する違いをチェックしておくと選びやすくなります。
印刷のきれいさで選ぶなら
印刷の解像度は、ラベルの仕上がりに直結する重要なポイントです。テプラの上位モデルは360dpi・256dotの高精細ヘッドを採用しており、漢字の細かい線や曲線の多いロゴマークも滑らかに表現できると評価されています。ピータッチキューブも十分にきれいな印刷が可能ですが、文字や絵文字を使ったシンプルなラベル作成がメインという声が多く、繊細なデザインを重視するならテプラの高精細タイプに分があるといえそうです。
注意点:印刷が高精細なモデルほど本体価格も上がる傾向があります。用途に対して過剰なスペックを選ばないよう、まずは自分がどんなラベルを作りたいかを整理しておくと失敗しにくくなります。
テープの種類と対応幅を比較
テープのバリエーションもブランドごとに差があります。テプラの主力機種は27種類前後のテープに対応しているのに対し、ピータッチキューブは18種類ほどとされています。テープの種類が多いほど、防水・耐熱・アイロン接着といった特殊用途のテープを選べる幅が広がるため、キッチンや屋外での使用を考えている人はテープラインアップも確認しておくと安心です。
対応するテープ幅もモデルによって異なります。ピータッチキューブはシリーズ内で3.5mm〜36mmまで複数のモデルが用意されており、用途に応じて選べる点が特徴です。狭い幅は小物のラベルに、広い幅はファイルの背表紙や大きめの収納ボックスに向いています。
おすすめの考え方:家庭用の収納ラベルが中心なら12〜24mm幅、ファイルや大きめの収納ボックスも管理したいなら24mm以上に対応したモデルを選ぶと使い勝手が良くなります。
電源・持ち運びやすさの違い
電源方式も日常使いでは意外と重要な比較ポイントです。ピータッチキューブの上位モデルはリチウムイオン充電池を内蔵しており、USBケーブルで充電して繰り返し使えるタイプが主流になっています。一方でテプラの一部モデルは乾電池での使用が基本となっており、コンセントで使う場合は別売りのACアダプターを用意する必要がある点は覚えておきたいところです。
頻繁に持ち運んで使いたい人や、電池切れのタイミングを気にしたくない人は、充電式かどうかを事前にチェックしておくと安心です。逆に、置き場所を決めて据え置きで使う予定なら、電源方式の違いはそれほど大きな決め手にはならないでしょう。
ポイント:外出先やイベントでも使いたい場合は充電式でコンパクトなモデル、自宅やオフィスの決まった場所で使うなら電源方式にこだわりすぎなくても問題ありません。
ピータッチキューブのおすすめモデル
ブラザー ピータッチキューブ PT-P300BT
3.5〜12mm幅のテープに対応したエントリーモデルです。コンパクトなボディでかわいらしいデザインのラベルを手軽に作りたい人に向いています。文房具や小物への名前つけ、細かい収納ラベルなど、家庭内の整理整頓に使いやすいサイズ感が魅力です。価格を抑えつつスマホ連携のラベルライターを試してみたい人の入門機としても選ばれています。
ブラザー ピータッチキューブ PT-P710BT
24mm幅までのテープに対応した上位モデルで、スマホだけでなくPCからもラベルを作成できる点が特徴です。オートカット機能を搭載しており、印刷から切断までの手間が少なく、QRコードの作成にも対応しています。専用アプリ「P-touch Design&Print2」は文字入力やデザイン選びがスムーズで、写真や絵文字を組み合わせたオリジナルラベルも作りやすいと評価されています。充電式のため電池切れの心配が少なく、家庭でもオフィスでも使いやすいバランス型のモデルです。
ブラザー ピータッチキューブ PT-P910BT
シリーズの中でも上位に位置するプロ仕様モデルで、最大36mm幅のテープに対応しています。ハーフカット機能や360dpiの高解像度印刷に対応しており、大きめのラベルや複雑なデザインを作りたい人に向いています。ファイルの背表紙や什器のラベルなど、視認性を重視したい場面でも活躍するモデルです。
選び方の目安:普段使いの収納ラベルならPT-P300BT、PC連携やオートカットも欲しいならPT-P710BT、大きめのラベルや高精細な印刷を求めるならPT-P910BTが選びやすいラインアップです。
テプラのおすすめモデル
キングジム テプラPRO MARK SR-MK1
スマホ専用アプリとBluetoothで接続するタイプのモデルで、4〜24mm幅のテープに対応しています。360dpiの高精細ヘッドにより、なめらかな印刷が可能で、細かい文字や曲線の多いデザインもきれいに仕上がると評価されています。使用できる記号や文字の種類、書体、飾り枠のテンプレートも豊富に用意されており、デザインの幅を広げたい人に向いています。プロダクトデザイナーが手がけたベージュとブラックのツートーンカラーもインテリアになじみやすいと人気です。
キングジム テプラ Lite シリーズ
よりシンプルに使えるエントリーモデルとして展開されているシリーズです。難しい設定を省き、スマホアプリから直感的にラベルを作成できる手軽さが特徴で、初めてラベルライターを使う人や、コストを抑えて必要十分な機能を求める人に向いています。収納ラベルや名前つけなど、日常のちょっとした整理整頓用途で活躍します。
知っておきたいこと:テプラのアプリはオンライン接続を前提としているモデルもあり、ログインや通信に多少時間がかかる場合があるという声もあります。使う場面を想定して選ぶと安心です。
用途別の選び方
キッチンや洗面所などの水回りで使いたい場合は、防水・耐水性のあるテープに対応したモデルを選ぶと安心して使えます。子どもの持ち物や文房具への名前つけがメインであれば、コンパクトで扱いやすいエントリーモデルで十分対応できるでしょう。
オフィスでファイル整理や什器の管理に使いたい場合は、テープ幅の選択肢が広く、耐久性のあるテープに対応したモデルがおすすめです。DIYや園芸ラベルなど屋外での使用を想定する場合も、耐候性のあるテープが選べるかどうかを事前に確認しておくと失敗が少なくなります。
用途別の目安
- 家庭の収納・名前つけ中心 → コンパクトなエントリーモデル
- PC連携やこだわったデザインも作りたい → 上位モデル
- オフィスでの本格的な運用 → テープの種類が豊富なモデル
- 屋外・水回りでの使用 → 耐水・耐候性テープに対応したモデル
価格帯で選ぶ
本体価格はモデルによって幅があります。エントリーモデルは比較的手が届きやすい価格帯で購入でき、上位モデルになるほど機能が充実する分、価格も上がっていく傾向にあります。ランニングコストとして忘れずに考えたいのがテープ代です。使用頻度が高い人ほどテープの価格やコストパフォーマンスも比較材料に加えるとよいでしょう。
ポイント:初めての1台なら価格を抑えたエントリーモデルから試してみて、使い込むうちに必要な機能が見えてきたら上位モデルへの買い替えを検討するのもひとつの方法です。
比較表でひと目チェック
| 項目 | ピータッチキューブ | テプラ |
|---|---|---|
| 対応テープ幅 | 3.5〜36mm(モデルにより異なる) | 4〜24mm(モデルにより異なる) |
| テープの種類 | 18種類前後 | 27種類前後 |
| 印刷解像度 | 標準〜高精細(モデル差あり) | 360dpiの高精細ヘッド採用モデルあり |
| 電源方式 | 充電式が中心(上位モデル) | 乾電池式が中心、ACアダプターは別売りの場合あり |
| 操作方法 | スマホアプリ・PCソフト対応モデルあり | スマホ専用アプリでBluetooth接続 |
スペックだけを見るとテプラの方がテープの種類や印刷精度で優位に見える場面もありますが、ピータッチキューブは充電式でランニングコストを抑えやすく、PC連携ができるモデルもあるなど、それぞれに強みがあります。自分の使用シーンに合わせて優先順位を決めるのが失敗しない選び方のコツです。
まとめ
ピータッチキューブとテプラは、どちらもスマホと連携して手軽におしゃれなラベルを作れる人気のラベルライターシリーズです。印刷の精細さやテープの種類を重視するならテプラ、充電式の使いやすさやPC連携も含めて選びたいならピータッチキューブが向いているといえます。どちらのブランドにもエントリーモデルから上位モデルまで用意されているため、まずは自分が作りたいラベルのサイズや使用シーンを整理し、テープ幅・電源方式・価格帯の3つのポイントを軸に比較してみると、自分に合った1台を見つけやすくなります。
ピータッチキューブとテプラの違いを比較|失敗しない選び方をまとめました
両ブランドとも、家庭の収納整理から本格的なラベル作成まで幅広く対応できる実力を持っています。印刷品質を重視するならテプラの高精細モデル、充電式の手軽さやPC連携を求めるならピータッチキューブの上位モデルがそれぞれおすすめです。用途や優先したいポイントを明確にしたうえで、テープ幅・テープの種類・電源方式・価格帯を比較しながら、日々のラベル作りを快適にしてくれる1台を選んでみてください。








