iPad mini 4とiPad mini 5の違いを徹底比較!スペック・機能・選び方ガイド

本サイトではアフィリエイト広告を利用しています

パソコン・周辺機器

iPad mini 4とiPad mini 5(第5世代)はどう違う?

iPad miniシリーズは、コンパクトで持ち運びやすいタブレットとして根強い人気を誇っています。中でもiPad mini 4(2015年発売)とiPad mini 5(2019年発売・正式名称「iPad mini 第5世代」)は、見た目がほぼ同じでありながら中身が大きく進化しているモデルです。

中古市場でも手頃な価格で入手できるため、「どちらを選ぶべきか」と迷う方も少なくありません。本記事では、両モデルのスペック・機能・使い勝手を項目ごとに比較し、あなたに合った1台を見つけるための情報を詳しくまとめました。

基本スペックの比較一覧

まずは、iPad mini 4とiPad mini 5の主要スペックを一覧で確認してみましょう。

項目 iPad mini 4 iPad mini 5(第5世代)
発売年 2015年9月 2019年3月
プロセッサ A8チップ A12 Bionicチップ
メモリ(RAM) 2GB 3GB
ストレージ 16GB / 32GB / 64GB / 128GB 64GB / 256GB
ディスプレイ 7.9インチ Retina 7.9インチ Retina
解像度 2,048 × 1,536(326ppi) 2,048 × 1,536(326ppi)
最大輝度 400ニト 500ニト
広色域(P3) 非対応 対応
True Tone 非対応 対応
背面カメラ 800万画素 800万画素
前面カメラ 120万画素 700万画素
Apple Pencil 非対応 第1世代対応
Bluetooth 4.2 5.0
Touch ID 対応 対応
バッテリー 最大10時間 最大10時間
重量(Wi-Fiモデル) 約298.8g 約300.5g

一覧を見るとわかるように、外観やサイズはほぼ同じですが、中身のスペックには大きな差があります。以下では各項目を詳しく見ていきます。

プロセッサ性能の違い

両モデルの最大の違いはプロセッサ(CPU)の世代差です。iPad mini 4に搭載されているA8チップは2014年設計のプロセッサで、iPad mini 5のA12 Bionicチップは2018年のiPhone XSシリーズにも採用された高性能チップです。

Appleの公式発表によると、A12 BionicはA8と比較してCPU処理速度が約3倍、グラフィックス性能は約9倍に向上しています。この差は日常操作でも体感できるレベルで、アプリの起動やウェブページの表示、マルチタスク処理などあらゆる場面でiPad mini 5のほうがスムーズに動作します。

また、A12 BionicにはApple独自のNeural Engine(ニューラルエンジン)が搭載されており、機械学習を活用した写真の自動補正やAR(拡張現実)体験も快適に楽しめます。一方のA8チップにはNeural Engineが搭載されていないため、こうした最新機能への対応は限定的です。

メモリ(RAM)とストレージの違い

iPad mini 4のRAMは2GB、iPad mini 5は3GBです。1GBの差ではありますが、複数のアプリを同時に開いたときの安定性やSafariのタブ保持能力に影響があります。iPad mini 5のほうがアプリのバックグラウンド保持が長く、切り替え時にリロードが発生しにくいのが利点です。

ストレージについても選択肢が異なります。iPad mini 4は16GB・32GB・64GB・128GBの4種類がラインナップされていましたが、iPad mini 5では64GBと256GBの2種類に整理されました。中古で購入する場合、iPad mini 4の16GBモデルは価格が安い反面、OSアップデートやアプリのインストールで容量が圧迫されやすいため注意が必要です。

ディスプレイの違い

画面サイズと解像度は両モデルとも7.9インチ・2,048×1,536ピクセル(326ppi)で共通です。しかし、表示品質には明確な違いがあります。

iPad mini 5のディスプレイ新機能:True Tone・広色域P3

iPad mini 5ではTrue Toneテクノロジーが新たに搭載されました。True Toneは周囲の光の色温度を検知して画面の色合いを自動調整する機能で、屋内でも屋外でも目に優しい自然な表示を実現します。長時間の読書や動画視聴で目の疲れが気になる方にとって大きなメリットです。

さらに、iPad mini 5は広色域(P3)ディスプレイに対応しており、従来のsRGBより約25%広い色域を表現可能です。写真や動画をより鮮やかで自然な色合いで楽しむことができます。

最大輝度もiPad mini 4の400ニトに対してiPad mini 5は500ニトと明るくなっており、日差しの強い屋外でも画面が見やすくなっています。

カメラ性能の違い

背面カメラはどちらも800万画素で共通ですが、前面カメラ(FaceTimeカメラ)に大きな差があります。

iPad mini 4の前面カメラ:120万画素

iPad mini 4のFaceTimeカメラは120万画素で、ビデオ通話や自撮りの画質はやや粗さが感じられます。暗い場所での撮影では特にノイズが目立ちやすく、SNSへのアップロード用途としても物足りない場面があります。

iPad mini 5の前面カメラ:700万画素

一方、iPad mini 5の前面カメラは700万画素と約6倍の画素数にアップグレードされています。FaceTimeやZoomなどのビデオ通話で相手に映る自分の映像がくっきりと鮮明になるほか、自撮りの画質も大きく向上しています。テレワークやオンライン授業で使う機会がある方には、この差は見逃せません。

Apple Pencil対応の有無

iPad mini 4と5を比較する上で非常に重要な違いが、Apple Pencilへの対応です。

iPad mini 4はApple Pencilに一切対応していません。手書きメモやイラスト制作にApple Pencilを使いたい場合、iPad mini 4は選択肢から外れることになります。

iPad mini 5はApple Pencil(第1世代)に対応しており、ペアリングと充電はLightningコネクタ経由で行います。7.9インチのコンパクトな画面にペンで直接書き込めるため、手帳感覚でメモを取ったり、PDFに注釈を入れたりする使い方が可能です。趣味レベルのデジタルイラストにも十分に活用できます。

通信・接続機能の違い

Bluetoothのバージョンは、iPad mini 4が4.2、iPad mini 5が5.0です。Bluetooth 5.0は4.2と比べて通信速度が約2倍、通信範囲が約4倍に向上しています。ワイヤレスイヤホンやBluetoothキーボードとの接続安定性が向上しており、音の遅延も低減されています。

Wi-Fi規格はどちらもIEEE 802.11a/b/g/n/acに対応しています。この点では同等の通信品質ですが、Bluetoothの世代差はワイヤレスアクセサリを多用する方にとって見逃せないポイントです。

OSサポートと将来性の比較

タブレットの寿命を考える上で重要なのがOSアップデートのサポート期間です。

iPad mini 4のOSサポート状況

iPad mini 4はiPadOS 15が最終対応バージョンとなっており、iPadOS 16以降のアップデートを受けることができません。すでにサポートが終了しているため、今後セキュリティアップデートが提供されないリスクがあります。また、最新のアプリの中にはiPadOS 16以降を要求するものも増えており、使えるアプリの選択肢が徐々に狭まっていく状況です。

iPad mini 5のOSサポート状況

iPad mini 5はiPadOS 18に対応しており、さらにiPadOS 26にも対応予定との情報があります。A12 Bionicチップの高い処理能力のおかげで、最新OSでも比較的快適に動作します。今後もしばらくはアプリの互換性やセキュリティ更新の面で安心して使い続けられるでしょう。

サイズ・デザイン・重量の比較

外観デザインに関しては、iPad mini 4と5はほぼ同一の筐体設計を採用しています。

項目 iPad mini 4 iPad mini 5
高さ 203.2mm 203.2mm
134.8mm 134.8mm
厚さ 6.1mm 6.1mm
重量(Wi-Fi) 約298.8g 約300.5g

サイズは完全に同じで、重量差はわずか約2gと手に持って区別できるレベルではありません。アルミニウムボディに丸みのあるエッジというデザインも共通しており、iPad mini 4用のケースやカバーの多くがiPad mini 5にも流用可能です。ただし、マイク穴の位置が異なる(mini 4はカメラ横、mini 5は本体上部中央)ため、ケースによっては干渉する場合があります。

カラーバリエーションは、iPad mini 4がシルバー・ゴールド・スペースグレイの3色、iPad mini 5も同じ3色展開です。

バッテリー持続時間

バッテリーに関しては、どちらのモデルも公称で最大10時間のWi-Fiウェブブラウジングが可能とされています。カタログスペック上は同等ですが、iPad mini 5はA12 Bionicチップの省電力設計によって、実使用時の電力効率が向上しています。

ただし、中古で購入する場合はバッテリーの劣化具合も考慮する必要があります。iPad mini 4は2015年発売であるため、バッテリーの経年劣化がより進んでいる可能性が高い点に留意しましょう。

中古市場での価格帯

中古市場では両モデルとも手頃な価格帯で流通しています。

iPad mini 4の中古価格の目安

iPad mini 4はモデルによりますが、おおよそ5,000円〜15,000円前後で購入可能です。16GBモデルは特に安価ですが、前述の通りストレージ容量が心もとないため、64GB以上のモデルを選ぶのがおすすめです。ただし、OSサポートが終了している点を踏まえると、メインの端末として長く使うには不安が残ります。

iPad mini 5の中古価格の目安

iPad mini 5は中古市場でおおよそ10,000円〜28,000円前後で取引されています。64GBモデルであれば比較的安価に入手でき、ストレージ容量としても普段使いには十分です。OSサポートが継続中であることを考えると、価格に対する満足度は高いと言えるでしょう。

用途別おすすめ:iPad mini 4とiPad mini 5のどちらを選ぶべきか

それぞれのモデルが向いている用途を整理してみましょう。

iPad mini 4がおすすめな方

  • とにかく予算を抑えたい
  • 動画視聴や電子書籍閲覧など、シンプルな用途に限定して使う方
  • 最新アプリやOSアップデートにこだわらない方
  • サブ端末やお子さまの練習用端末として使いたい方

iPad mini 4は性能面では型落ちですが、動画を見たり電子書籍を読んだりといった用途であればまだ活躍できます。ただし、OSサポートが終了していることは必ず理解した上で購入しましょう。

iPad mini 5がおすすめな方

  • Apple Pencilで手書きメモやイラストを楽しみたい方
  • ビデオ通話やオンライン会議できれいな映像を相手に届けたい方
  • 今後も最新アプリやOSを使い続けたい
  • ゲームやAR体験など高いパフォーマンスを求める方
  • コンパクトなタブレットをメイン端末として長く使いたい方

総合的に見ると、iPad mini 5のほうが圧倒的にコストパフォーマンスに優れています。数千円の価格差でプロセッサ性能が約3倍、Apple Pencil対応、前面カメラの大幅な高画素化など、得られるメリットが非常に大きいためです。

iPad mini 5の具体的な活用シーン

iPad mini 5はそのコンパクトさと十分な性能を活かして、さまざまなシーンで活躍します。

電子書籍リーダーとしての活用

7.9インチという手のひらサイズは、片手で持って読書できるちょうど良い大きさです。約300gという軽さなので、通勤電車や寝る前の読書タイムでも腕が疲れにくく、Kindle、楽天Kobo、dマガジンなどの電子書籍アプリを快適に利用できます。True Toneディスプレイのおかげで目への負担も軽減されます。

動画視聴・ストリーミング端末としての活用

広色域P3と500ニトの明るいディスプレイにより、映像コンテンツの視聴体験が向上しています。YouTubeやNetflix、Amazon Prime Videoなどのストリーミングサービスを鮮やかな画質で楽しめます。キッチンに置いてレシピ動画を見ながら料理する、といった使い方にもぴったりのサイズ感です。

手書きメモ・ノートとしての活用

Apple Pencil(第1世代)との組み合わせで、デジタル手帳のような使い方が可能です。GoodNotesやNotabilityなどのノートアプリを使えば、紙のメモ帳を持ち歩く必要がなくなります。会議中のメモや、アイデアのスケッチ、PDF資料への赤入れなど、ビジネスシーンでも重宝します。

ゲーム端末としての活用

A12 Bionicの処理能力を活かして、多くの2Dゲームやカジュアルゲームを快適にプレイできます。パズルゲーム、リズムゲーム、ボードゲームなどはストレスなく動作します。ただし、3Dグラフィックスを多用する高負荷なゲームについては、画質設定を下げる必要がある場合もあります。

購入時の注意点

中古でiPad mini 4または5を購入する際には、いくつかのポイントに注意しましょう。

  • バッテリーの劣化:特にiPad mini 4は発売から10年以上が経過しているため、バッテリーの最大容量がかなり低下している可能性があります。購入前にバッテリーの状態を確認できるショップを選ぶと安心です。
  • アクティベーションロック:前の持ち主のApple IDが紐づいたままだと使用できません。購入前に必ず初期化済みであることを確認しましょう。
  • ストレージ容量:iPad mini 4の16GBモデルは空き容量がすぐに不足します。最低でも64GB以上のモデルを選ぶことをおすすめします。
  • Wi-FiモデルとCellularモデル:Cellularモデルは外出先でもモバイル回線で通信できますが、Wi-Fiモデルより価格が高くなります。スマートフォンのテザリングで代用できる場合はWi-Fiモデルでも十分です。
  • 付属品の有無:充電ケーブルやアダプタが付属しているかどうかで、追加費用が変わります。特にApple Pencilの購入も検討している場合は、セットで販売されている出品を探すとお得です。

まとめ

iPad mini 4とiPad mini 5は外見こそほぼ同じですが、プロセッサ性能、ディスプレイ品質、前面カメラ、Apple Pencil対応など、実用面での差は非常に大きいものがあります。iPad mini 4は最安値帯で入手できる魅力がありますが、OSサポートが終了しており将来性に不安があります。一方、iPad mini 5はまだ最新OSに対応しており、Apple Pencilも使えるため、コンパクトなタブレットとして幅広い用途に活用できます。予算に余裕がある方は、数千円の差額を投じてでもiPad mini 5を選ぶほうが、長い目で見て満足度が高いでしょう。

iPad mini 4とiPad mini 5の違いを徹底比較!スペック・機能・選び方ガイドをまとめました

本記事では、iPad mini 4とiPad mini 5の違いをプロセッサ、ディスプレイ、カメラ、Apple Pencil対応、OS寿命、中古価格など多角的に比較しました。iPad mini 4は安さが魅力ですがOSサポート終了済みで、今からメイン端末として使うには制限があります。iPad mini 5はA12 Bionicチップの高い処理能力とApple Pencil対応により、電子書籍、動画視聴、手書きメモ、ゲームなど幅広い用途で活躍します。コンパクトなタブレットを長く使いたい方には、iPad mini 5が断然おすすめです。中古購入時はバッテリーの劣化やストレージ容量にも注意して、自分に合った1台を見つけてください。