ジャパニーズジンおすすめ7選|和素材の香りで選ぶ楽しみ方

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和のボタニカルを取り入れたジャパニーズジンは、国内外で評価が高まり続けているカテゴリーです。柚子や山椒、緑茶、桜など、日本ならではの素材が生み出す繊細な香りは、海外産のジンとは一線を画す魅力として注目されています。この記事では、これから購入を検討している方に向けて、人気の銘柄と選び方のポイントをまとめました。

  • ジャパニーズジンは和素材のボタニカルが最大の特徴で、柚子・山椒・緑茶・桜などが香りのアクセントになっている
  • 価格帯は1,500円台の食中酒向けから、5,000円を超えるプレミアム銘柄まで幅広い
  • ソーダ割り・ロック・カクテルなど飲み方によって相性の良い銘柄が異なる
  • 蒸留所ごとに使うボタニカルや製法が違うため、香りの系統を比べて選ぶのがポイント
  • 贈答用にはパッケージデザインや受賞歴も選ぶ基準になる

ジャパニーズジンとは?世界が注目する理由

ジャパニーズジンとは、日本国内の蒸留所で製造され、日本ならではのボタニカル(香草・果皮・香辛料などの香味原料)を使用したクラフトジンの総称です。ジンはもともとジュニパーベリー(西洋ねず)の香りを軸にした蒸留酒ですが、近年は各国の蒸留所が自国ならではの素材を掛け合わせる「クラフトジン」の潮流が広がっています。日本の蒸留所もこの流れに乗り、柚子、山椒、玉露、桜の葉、生姜、赤しそ、檜(ひのき)など、和食にも通じる素材を積極的に取り入れることで、独自のポジションを築いてきました。

ポイント:ジャパニーズジンは「和のハーブ・果実」を使うことで、繊細でクリアな香りに仕上がっている銘柄が多いといわれています。ロックやソーダ割りにしたときに和食との相性がよいと評価されているのも特徴です。

国際的な品評会でも日本の蒸留所が高い評価を受けるケースが増えており、京都、北海道、岩手、長野など各地の蒸留所がそれぞれの土地の水や気候、地元の特産物を活かした個性派ジンを展開しています。大手メーカーの手がける入手しやすい定番銘柄から、小規模な蒸留所によるこだわりの一本まで、選択肢が非常に幅広いのも今のジャパニーズジン市場の面白さです。

ジャパニーズジンの選び方 3つのポイント

選び方のコツ:「香りの系統」「アルコール度数」「価格帯」の3つを軸にすると、自分に合った一本が見つかりやすくなります。

①香りの系統で選ぶ

柑橘系(柚子・レモン)を使った爽やかなタイプ、緑茶や玉露を使った和のうまみを感じるタイプ、山椒や生姜のようなスパイス感が際立つタイプなど、ジャパニーズジンには複数の香りの系統があります。ソーダ割りで爽快に楽しみたいなら柑橘系、食事と合わせてじっくり味わいたいなら緑茶やハーブ系を選ぶと失敗が少ないといわれています。

②アルコール度数をチェックする

一般的なジンのアルコール度数は40%前後ですが、銘柄によっては37%程度のマイルドなものから、60%近い高濃度のものまで幅があります。はじめてジャパニーズジンを試す方は、ソーダ割りやトニックウォーター割りで飲みやすい37〜47%程度の銘柄から選ぶと扱いやすいでしょう。

③価格帯と用途で選ぶ

普段の食中酒として気軽に楽しみたいなら2,000円前後のリーズナブルな銘柄、特別な日の贈り物や飲み比べを楽しみたいなら4,000〜6,000円台のプレミアム銘柄がおすすめです。パッケージのデザイン性や受賞歴も、贈答用として選ぶ際の判断材料になります。

知っておきたいこと:同じ「ジャパニーズジン」というカテゴリーでも、蒸留所によって使用するボタニカルの構成や蒸留方法が大きく異なります。気になる銘柄が複数ある場合は、少量サイズやミニボトルから試してみるのも一つの方法です。

ジャパニーズジンおすすめ7選

ここからは、和のボタニカルを使ったジャパニーズジンの中から、人気の高い銘柄を7つ紹介します。それぞれ香りの特徴や飲み方の傾向が異なるので、選ぶ際の参考にしてください。

サントリー ROKU(六)

サントリーが手がけるジャパニーズクラフトジンの代表格です。桜花・桜葉・煎茶・玉露・山椒・柚子という6種類の和素材をボタニカルとして採用しており、季節ごとに移り変わる和のフレーバーが感じられると評価されています。開発には約2年をかけたといわれ、華やかで繊細な香りが特徴です。ロックやジントニックはもちろん、和のカクテルベースとしても人気があります。

こんな人におすすめ:特別な日にゆっくり味わいたい方、贈答用に華やかな一本を探している方

サントリー 翠(SUI)

同じくサントリーのジャパニーズジンで、ROKUよりも手に取りやすい価格帯が魅力です。柚子をはじめとした爽やかな柑橘の香りと、複数の原料酒を組み合わせた奥行きのある味わいが特徴で、どんな食事にも合わせやすい食中酒として設計されています。ジンソーダにすると特に飲みやすく、日常的にジャパニーズジンを楽しみたい方から高い評価を集めています。

こんな人におすすめ:毎日の食事と一緒に気軽に楽しみたい方、コストパフォーマンスを重視する方

季の美 京都ドライジン(KI NO BI)

京都にあるジン専門の蒸留所が手がける銘柄で、ジャパニーズクラフトジンの先駆け的な存在として知られています。米由来のスピリッツをベースに、檜、玉露、柚子、山椒、木の芽、笹など、京都産を中心とした11種類のボタニカルを使用。6つのグループに分けて個別に蒸留した原酒をブレンドするという丁寧な製法が採られており、透明感のある香りと、山椒からジンジャーへと続く余韻の変化が評価されています。国際的な品評会でも高い評価を得ている一本です。

こんな人におすすめ:本格的な京都の味わいをじっくり楽しみたい方、飲み比べや贈答用に選びたい方

南部美人 クラフトジン

岩手県の酒蔵が手がけるクラフトジンで、ボタニカルに漆(うるし)を用いるという珍しい試みが取り入れられています。アルコール度数は60度とやや高めで、ジュニパーベリーのさわやかでスパイシーな香りに、炙った漆の香ばしさが重なる独特の味わいが特徴です。日本酒の醸造技術を持つ酒蔵ならではの丁寧な仕込みも魅力のひとつとされています。

こんな人におすすめ:個性的で他にはない香りを試してみたい方、ジン上級者へのギフトを探している方

鍛高譚ジン

北海道白糠町産の赤しそを使用したクラフトジンです。赤しそならではのさわやかな風味が香り、アルコール度数は37%と一般的なジンよりやや控えめなので、ジンが初めての方にも試しやすいバランスに仕上がっています。すっきりとした後味で、ソーダ割りや食前酒として楽しむのに向いています。

こんな人におすすめ:はじめてジャパニーズジンに挑戦する方、和風の爽やかな香りを求める方

ノザワジン

長野県の野沢温泉にある蒸留所が手がけるジャパニーズクラフトジンで、国際的な品評会でダブルゴールドを受賞した実績を持つ銘柄です。信州の豊かな自然に育まれたボタニカルを用いており、地域性を感じられる味わいが評価されています。地元の食材と合わせて楽しむペアリングにも適しているといわれています。

こんな人におすすめ:信州・地方蒸留所ならではの個性を楽しみたい方

瀬戸内レモンジン

瀬戸内産のレモンを主役に据えたジャパニーズジンで、通販サイトのランキングでも上位に入る人気銘柄です。レモンの爽やかな酸味と香りに、緑茶を加えることで深みのある味わいに仕上げられています。アルコール度数47%としっかりめですが、ソーダやトニックで割ることで爽快に楽しめると評価されています。

こんな人におすすめ:柑橘系の爽やかな香りが好きな方、夏場にすっきり飲みたい方

銘柄比較早見表

ここまで紹介した7銘柄の特徴を一覧にまとめました。香りの系統や価格帯を比較する際の参考にしてください。

銘柄名 主なボタニカル 香りの系統 価格帯の目安
ROKU(六) 桜花・煎茶・山椒・柚子など6種 華やか・和のうまみ 2,000円台
翠(SUI) 柚子ほか柑橘系 爽やか・食中酒向き 1,500円前後
季の美(KI NO BI) 檜・玉露・柚子・山椒など11種 本格派・京都の風土 4,000円台
南部美人クラフトジン 漆・ジュニパーベリー 個性派・スパイシー 5,000円台
鍛高譚ジン 赤しそ すっきり・和風 2,000円台
ノザワジン 信州産ボタニカル 地域色・個性派 4,000円台
瀬戸内レモンジン 瀬戸内レモン・緑茶 柑橘系・爽快 3,000円台
注意点:価格は容量や購入時期によって変動します。購入前に容量とアルコール度数を確認しておくと安心です。

ジャパニーズジンのおいしい飲み方

ジャパニーズジンは香りの繊細さを活かせる飲み方を選ぶと、より一層楽しめます。代表的な飲み方をいくつか紹介します。

ジンソーダ・ジントニック

もっとも定番の飲み方で、炭酸で割ることで爽やかな香りが引き立ちます。柑橘系のボタニカルを使った銘柄との相性が特によいといわれています。氷をたっぷり入れて、レモンやライムを添えるとさらに香りが広がります。

ロック・ストレート

アルコール度数が高めの銘柄や、複雑な香りを持つ本格派の銘柄は、ロックやストレートでじっくり味わうのがおすすめです。温度が上がるにつれて香りの変化を楽しめる点も魅力とされています。

豆知識:グラスを事前に冷やしておくと、香りが飛びにくく、より繊細な風味を感じ取りやすいと評価されています。

和のカクテルベースとして

緑茶や柚子を使ったジャパニーズジンは、緑茶ハイボールや柚子サワー風のカクテルなど、和のアレンジとも相性がよいとされています。食事に合わせて濃さを調整しやすいのも魅力です。

購入前に知っておきたい注意点

チェックポイント:ボトルサイズ、アルコール度数、賞味期限(開封後の目安)を確認してから購入すると安心です。

ジャパニーズジンは蒸留酒のため、未開封であれば比較的長期保存が可能とされていますが、開封後は香りが徐々に変化していくため、なるべく早めに飲み切るのがよいといわれています。また、贈答用として購入する場合は、パッケージのデザインや箱の有無も確認しておくとよいでしょう。ミニボトル(200ml前後)を展開している銘柄も多いため、初めて試す銘柄は小容量から試してみるのも一つの方法です。

飲み比べのすすめ:複数の銘柄をミニボトルで揃えて飲み比べると、それぞれのボタニカルの違いがより分かりやすくなると評価されています。

なお、アルコール度数の高い銘柄は、ソーダやトニックでしっかり割って楽しむことで、香りを損なわずに飲みやすくなります。自分の好みのアルコール濃度を見つけるまで、割合を少しずつ調整してみるのもおすすめです。

まとめ

ジャパニーズジンは、柚子・山椒・緑茶・桜・赤しそ・漆といった和のボタニカルを取り入れることで、海外産のジンにはない繊細で個性豊かな香りを楽しめるお酒です。サントリーのROKUや翠のように手に取りやすい定番銘柄から、季の美や南部美人クラフトジンのような本格派・個性派の銘柄まで選択肢は幅広く、香りの系統やアルコール度数、価格帯を基準に選ぶことで、自分に合った一本がきっと見つかります。ソーダ割りやロックなど、飲み方によっても表情が変わるのも魅力のひとつです。気になる銘柄があれば、まずは飲み比べやミニボトルから試してみてはいかがでしょうか。

ジャパニーズジンおすすめ7選|和素材の香りで選ぶ楽しみ方をまとめました

本記事では、和のボタニカルが香るジャパニーズジンの選び方と、ROKU・翠・季の美・南部美人クラフトジン・鍛高譚ジン・ノザワジン・瀬戸内レモンジンの7銘柄を紹介しました。香りの系統、アルコール度数、価格帯という3つの視点で比較すれば、贈答用にも普段使いにも自分に合った一本を見つけやすくなります。飲み方によっても印象が変わるお酒なので、ソーダ割りやロックなどいろいろな楽しみ方を試しながら、お気に入りのジャパニーズジンを探してみてください。